あさひかわ 北彩都ガーデン / Asahikawa Kitasaito Garden
所在地 | 北海道 旭川市 |
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期 間 | 2011~2014 |
面 積 | 20ha |
発注者 | 旭川市 |
業務領域 | 基本設計、実施設計、現場監理 |
協 働 | 緑花計画(植栽計画) |
2015年 土木学会デザイン賞 最優秀賞(公益社団法人土木学会景観デザイン委員会)
2015年 都市景観大賞(「都市景観の日」実行委員会)
まちなかのオアシス
北彩都ガーデンは旭川駅と直結し、忠別川と一体となった旭川らしい他に類を見ない立地条件を踏まえ、ガーデンを「まちなかのオアシス」としてとらえ、市民がくつろぎ、外からの観光客に旭川らしさを感じさせるとともに、動植物にとってもくつろげる空間をつくり出す事とした。旭川駅南エリアにおいては、駅舎や広場が自然と対峙するのではなく、忠別川と一体的な空間となるよう広場デザインと調整し、やわらかいおおらかでシンプルな空間をつくり出している。このエリアの草花植栽においては、忠別川流域に生育する自生種を一部用い、旭川の自然を美しく魅せ楽しめる空間としている。
この他のエリアにおいては、市民が生活の中で楽しむ事ができるハーブを用いたガーデンや旭川の農業を伝えるベジタブルガーデン、水鳥が集う大池などそれぞれの場所においてダイナミックな空間変化をつくりだすよう空間構成にも配慮し、場所毎におけるアクティビティも多様なものとなる空間づくりを行なっている。
このガーデンを拠点とし多くの市民が草花の植栽や管理、活用に今後関わって行く事で、旭川らしいガーデン文化が創造、成熟して行く事が望まれる。
このガーデンを拠点とし多くの市民が草花の植栽や管理、活用に今後関わって行く事で、旭川らしいガーデン文化が創造、成熟して行く事が望まれる。