丹後海と星の見える丘公園 / Tango resort Park in Kyoto
所在地 | 京都府 宮津市 |
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期 間 | 1994~1998, 2000~2002, 2007 |
面 積 | 140ha |
発注者 | 京都府 |
業務領域 | 基本計画、基本設計
実践型ワークショップ 発展型公園運営 |
先行利用、自力建設によるEco-Topiaの創造
バブル期の計画からの見直しエコハウス
本公園はバブル期の中、リゾート開発を核としたプロジェクトとしてスタート。しかし、経済の変動 からその計画をどの様に見直すか検討する事から、私たちのこのプロジェクトへの関わりは始まった。
手づりのエコトピア
その提案とは、従来のハード先行型の公園づくりとは異なりソフト主体の「手づくりによる公園づくり」である。そしてその目指す先には循環型社会に向けて、手作りのエコトピアの存在がある。
デモンストレーション ワークショップと「地球デザインスクール」
計画が始まってから、実践型のワークショッププログラムが「土と建築教室」「ピザ釜教室」「紙漉教室」など多彩なプログラムが行われる「地球デザインスクール」を立ち上げ、継続的なプログラムが現在も続いている。
少額投資で展開できる、新たなタイプの公共事業展開への模索
財源難に悩む行政にとって、今までの様に年間数億の金を投資して建設を続ける事は難しくなっている。既に取得した土地を舞台に市民が主体的に組立てる実践型のワークショップを行う事により生き生きとした活動が展開し、プログラムの中で作られたものの幾つかは公園の施設として利用出来る可能性も出て来ている。又、その活動の中で手が入った森林は林床に草花が咲いたり、より多様性を増した豊かな自然が育まれる。
自力建設
現在、公園の管理者という立場で手づくりによる公園づくりを実践していこうとしているところであり、我々は自力建設隊のリーダーとして公園の理念を胸に、デザイン、施行に取り組んでゆく。